レンガ敷きの基礎づくり
昨年春に最初に作ったときに比べ、今回は余った時間でおおざっぱに作ってます。
写真に若干見えますが、木の棒に水糸(黒い糸)をくくりつけて目安にしています。
水盛り管や水平器で水平は見てません。一段しか積まないので見た目で水平にしただけです。
前後の位置(フェンスからの水平距離)も見た目で決めました。
奥に行くほど少し狭くなってるので、こっちはフェンスからきちんとメジャーで測るべきでした。
前回は、突き固めて砕石を敷きましたが、今回は庭で取れた石を入れて、足で踏み固めただけです。
その上から乾燥したままのインスタントコンクリート(yahooショップ)を入れて、レンガを並べた後に水をまきました。
レンガを並べて花壇を作成
その後にレンガを並べて完成です。
レンガとレンガの間の目地にも砂利入りのインスタントコンクリートを使いました。
本来は、砂利の入っていないモルタルの方がよいのでしょうが、砂利入りを購入しちゃったからです。
砂利が邪魔でレンガ同士をつけにくく、目地がきれいになりにくいですが、まぁ問題ないです。
今後は、インスタントモルタルを購入して、コンクリートが必要な時は、適当に砂利を混ぜます。
その方が安上がりで応用が利きます。
ちなみに、犬走りにコンクリートを施工するなど大量に必要な場合は、生コン屋に個人で注文することも出来るそうです。
結構、個人で頼んでいる人もいるようで、値段的にもお得なようです。
セメントとモルタル、コンクリートの違い
次回はきちんとモルタルを購入するように、調べて比較しときました。
セメント
水と反応して固まる粉。乾燥して固まる訳ではないので、固化中に表面が乾燥しすぎるとよくない。
アルカリ性で、微粉末のため、固まる前に長時間触れ続けたり、大量に吸引すると危険。
セメントのみを水で練った物をセメントペーストとかノロとか言うが、あまり強度はなく、そのまま使う事はほとんどないそう。
きめ細かいのが特徴でタイルの目地やモルタルのひび割れの補修などに使うらしい。
モルタル
セメントと砂(粒径約3mm以下)を混ぜて、水で練ったもの。
容積比で、セメント:砂=1:3 。
バケツ1杯のセメントとバケツ3杯の砂で、バケツ3杯のモルタルができる。
(砂の隙間にセメントが入り込むため、足し算にならない。)
用途は、ブロックやレンガを積む時の接合材や、住宅の外壁、コンクリートを打った面の仕上材として上塗りに使われる。
製品の説明を見ると、インスタントモルタル1kgで施工容積が0.5Lほど。
すなわち、1cm厚で0.5m2に必要な重量が10kgほど。
今回は、写真の1列だけで1~2kgぐらい使ったかな?
コンクリート
セメントと砂と砂利(粒径5~40mm程度)を混ぜて、水で練ったもの。
(インスタント製品の砂利は、丸い石で大きくても粒径10mmほどでした。)
容積比で、セメント:砂:砂利=1:3:6 が一般的。
バケツ1杯のセメントとバケツ3杯の砂、バケツ6杯の砂利で、バケツ6杯のコンクリートができる。
(砂利の隙間にセメント等が入り込むため、足し算にならない。)
用途は、ブロックやレンガ積みの基礎や建物の土台、駐車場の床など強度の必要な場所で広範囲に使われる。
製品の説明を見ると、インスタントコンクリート1kgで施工容積が0.4~0.5Lほど。
すなわち、1cm厚で0.4m2~0.5m2の面積に必要な重量が10kgほど。
10m2(1m×10m)に5cm厚で施工するのに、10kg入りの袋が100袋も要ります。
次のを練ってる途中に前のが固まるでしょうし、大面積は生コン注文か業者に頼んだ方がよさそうです。
ちなみに、セメントの比重が3.1kg/m3程度で、砂の比重が2.6kg/m3程度らしいですが、バケツとかに空けた状態だと両方とも1.5kg/m3程度とのこと。
容積比(体積比)で1:3なら、重量比でも1:3ぐらいでいいみたいです。
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